Webマーケティング会社に就職するには?19卒内定者の体験談を話します

こんにちは!Webマーケターの卵、PINKです。
僕は2019年4月から300名規模のWebマーケティング会社(ネット広告代理店)で働いています。
元々はレコード会社か出版社に行くつもりだったのですが、Webマーケティングの専門家としてエンタメ業界を盛り上げていこうという思いに変わりました。
今回はWebマーケティング会社で働きたい学生のために、内定を勝ち取るノウハウをお伝えしていきたいと思います。
ちなみにノウハウは『新卒採用基準』などの就活本や人事担当者にOB訪問して得た知識と、数十回にわたる面接の中で得た気づきによって構築しました。
企業は高いお金を払って人を雇う
就職活動は自分の希望を伝えるだけではうまくいきません。企業に自分を雇うメリットを感じてもらう必要があります。
企業は新卒を1人雇うのに平均50万円かかる上に、採用後も数百万円以上のお金を払い続けないといけません。
そんな高いお金を払ってでも雇う価値があると思われれば内定が出ます。
Webマーケティング業界で求められる資質
では希望のWebマーケティング会社にどんなことを伝えれば、価値を感じてもらえるのでしょうか。
まず、Webマーケティング業界は変化が激しいです。
その中で生き残っていくには、変化に適応する「柔軟性」が必要になってきます。
変化の波に気づくための「情報感度」や新たな情報を手に入れるための「好奇心」や「リサーチ力」も重要です。
つまり、「これらの資質を兼ね備えた人材である」と採用担当者に思ってもらえればいいわけですね。
頑張り続けてくれる人材か?
新卒採用では資質だけでなく、志向性も見られています。
言い換えれば「将来的にどんなキャリアを描いているのか」ということです。
そのキャリアを叶える上で御社に入ることがベストであると伝えることができれば、「こいつは精力的に仕事してくれそうだな」と思ってもらえますよね。
才能があってモチベーションが高ければ、いずれ良い人材に成長しますし、投資以上のリターンが期待できそうです。
ですので、Webマーケティング会社に就職したいなら内定がゴールではなく、10年、20年先に何がしたいのか、どんなビジネスマンになりたいのかを徹底的に明確化する必要があります。
ちなみに僕の場合は、「Webマーケティングスキルを磨いて自分が良いと思った企業やサービスを広められるようになりたい」ことと「専門スキルを武器に起業したい」という内容を伝えました。
面接の攻略法
次に考えるべきは、資質と志向性がマッチしていることを、面接でどのように伝えればいいのかという点です。
細かいテクニックを挙げるとキリがないので、特に重要なポイントに絞ってご紹介します。
ストーリーを制する者は面接を制す
当たり前ですが採用担当者とは初対面であり、お互い相手のことをよく知りません。
自分の人間性を上手く伝えるためには「過去・現在・未来の一貫したストーリー」を語ることです。
物語は人に想像することを促すため、印象にも記憶にも残りやすいです。
僕はWebマーケティング会社に以下のような内容を話しました。
過去
大学1年生の冬から30万円の教材を購入してブログビジネスを始め、4ヶ月目で10万円の利益を出した。
ネット広告代理店で半年間インターンして、オウンドメディアの運営とスマホ広告の運用を担当した。
未来
大学時代に行ったWebビジネスが楽しくて仕方なかったからやり続けたい。
一流のWebマーケターが集う御社でレベルアップして業績に貢献したい。
現在
だからWebマーケティング職に就ける会社を中心に受けている。
その中でも御社が希望のキャリアを実現する上でベストである。
こうすれば自分のアピールポイントと志向性を説得力のある形で伝えることができます。
話す順番は内容に合わせて柔軟に変えていくといいでしょう。
面接のパフォーマンスも大事
話す内容を完璧に準備したとしても、実際の面接でアピールできなければ意味がありません。
話し方だけでなく、服装、挨拶、笑顔、言葉遣いなど基本的なポイントも決して軽視すべきではないです。
それらを全て加味した上で、コミュニケーション能力や人間性、資質を判断されています。
ですので、面接のパフォーマンスを上げるための練習は必須です。
僕は『Macher』というアプリで約30人にOB訪問したり、大学のキャリアセンターで面接練習を繰り返すなどしたおかげで、しっかりと採用担当者にアピールできるようになりました。
今すぐにでも行動しよう
僕がWebマーケティング会社から内定を頂けたのは、Web関連の活動に時間と労力を費やしていたのが大きかったと思います。
例えばブログを書いてみたり、インターンで実際に働いてみたりするなどです。
そうすれば自分がWebビジネスに向いているのかが分かりますし、採用担当者に与える説得力も格段に上がります。
もしこれを読んでいるあなたがまだ就職活動を迎えていないのなら、すぐにでも何かWebマーケティング関連のことを実践してみてほしいです。